負ければ完全V逸の巨人が4発大勝 中田弾で15年ぶり20発クインテット完成、新人赤星が5勝目

 3回、左中間スタンドへ2ランを放つ中田(撮影・立川洋一郎)
 1回、通算250本塁打となる2ランを放ち、記念ボードを掲げる丸(右端)=撮影・立川洋一郎
 8回、この試合2本目のソロを放ったウォーカー(左)を迎える原監督(中央)ら(撮影・立川洋一郎)
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 「広島0-7巨人」(11日、マツダスタジアム)

 巨人は一発攻勢を見せて打線が爆発。投打の歯車が、がっちりかみ合って連敗を2で止めた。敗れればV逸が確定していたが、それも阻止した。

 打線は初回から3イニング連続本塁打をマークした。一回には丸が、通算250本目となる右越えの26号2ランを放って先制した。二回にはウォーカーが左中間に21号ソロを打って加点。三回には中田が左中間に運ぶ2ランで中押しした。中田は日本ハム時代の20年に31本塁打をマークして以来、2年ぶり、巨人移籍後では初の20号に到達。これで岡本和、丸、ウォーカー、ポランコに続いて20本塁打は5人目となり巨人では07年以来、15年ぶりとなった。

 先発した新人の赤星は走者を出しても粘り、5回を2安打無失点と力投した。立ち上がりからテンポも良く、相手を封じ込めた。5-0の四回には2死満塁のピンチを招いたが磯村を空振り三振に仕留めた。走者を出しても粘り、要所を締めて5勝目を手にした。

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