ヤクルト・村上「光栄です」野村克也、落合博満に並ぶ52号ソロ!王貞治の55本まであと3

 6回、青柳から52号ソロを放つ村上(撮影・飯室逸平)
 6回、青柳は村上にソロを打たれ顔をしかめる(撮影・山口登)
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 「阪神-ヤクルト」(6日、甲子園球場)

 ヤクルトの村上宗隆内野手が六回の第3打席で52号ソロを放った。

 1点リードの六回だ。投手は阪神先発の青柳。1ストライクから、同じコースにきた直球をフルスイング。144キロの直球を振り抜くと、打球はバックスクリーン左へと吸い込まれた。2試合連続で描いた大きなアーチ。相手エースを沈黙させる一発となった。

 1シーズン52本塁打は歴代6位タイで、野村克也(1963年、南海)、落合博満(1985年、ロッテ)に並んだ。王貞治(巨人)が1964年に記録した55本の日本選手最多記録にあと3本と迫った。

 村上は球団広報を通して、「打ったのはストレート。偉大な野村克也さんと本塁打数が並ぶことができて光栄です」とコメント。バレンティンの持つプロ野球記録の60号へも、残り8本となった。

 今季甲子園では6発目で、青柳からは今季1号。二回の第1打席は空振り三振だった、四回の第2打席では先制適時打を放っていた。今季この試合までの対戦は打率・286、1打点とノーアーチだったが、通算対戦成績は打率・415、6本塁打、14打点と得意にしていた。

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