新庄Bボス 伊藤大海の抑えテスト構想を明かす「2、3年で3億円いける」

 日本ハムの新庄剛志ビッグボス(50)が5日、今季中に伊藤大海投手のクローザー適正テストを行う考えを明かした。「抑えでちょっとおもしろいかなと。八、九回どっちか。見てみたいと思います」と話した。

 伊藤は2日の楽天戦で2年連続2ケタ勝利となる10勝目を挙げた。ボスは「最多勝を取れる位置まで来ている。チャンスですよね」と当面はタイトルを視野に先発登板させる。だが、最多勝当確となった場合、または難しくなった場合に、来季を見据えて抑えテストを敢行する。

 伊藤は苫小牧駒沢大時代は大学日本代表で抑えを経験。東京五輪でもリリーフとして3試合に登板。通算5回無失点で世界一に貢献するなど短いイニングでの実績もある。「試してみたいってことは伝えました。多分先発だからペース配分している。1回だけならおもしろいんじゃないかな」と言う

 同時に、ノーヒットノーランを達成したポンセもリリーフで、またリリーフ要員の石川直、メネズを先発テストさせる考えもある。終盤戦で先発、リリーフをシャッフルして、新たな可能性を探る狙いだ。

 ビッグボスは伊藤について「抑えにいって、2、3年ダダダダーっていったらすぐ3億円いけると思う。そういう選手だと思う。どこに才能があるかはやってみないとね」と評価する。クローザーは今季は北山、堀、井口、石川直らが抑えを務めるなど、1年間固定できずにいた。「2位も6位も一緒なので。もうトップしか考えていない」として臨む来季、絶対的守護神の台頭は必要不可欠。その座に伊藤が名乗りを上げるかもしれない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス