ヤクルト・村上 ゴジラ超えの51号弾に「流れを引き戻したかった」打撃10冠継続中

 6回、村上は中越えに51号2ランを放つ(撮影・佐藤厚)
 6回、村上は中越えに51号2ランを放つ(撮影・佐藤厚)
 4回、村上は空振り三振に倒れる(撮影・佐藤厚)
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 「ヤクルト3-6中日」(4日、神宮球場)

 ヤクルトの村上宗隆内野手は、ゴジラ超えとなる51号2ランを記録。これで125打点、100得点、102四球となり、NPB史上7人目の「トリプル100」に達した。

 この日の村上は二回に四球を見極めて出塁。四回には好機で空振り三振に斬って取られたが、六回には1死一塁から追撃の51号2ランを放った。「流れを引き戻したいと思い、打席に入りました。2点返せてよかったです」とコメント。最後は九回に守護神のR・マルティネスの前に空振り三振に倒れた。

 村上は驚異の「10冠」を継続中。①打率・341、②125打点、③51本塁打で、打者の主要3部門でトップを総なめ。④100得点、⑤141安打(阪神・近本とトップタイ)、⑥314塁打、⑦102四球、⑧得点圏打率・371、⑨長打率・760、⑩出塁率・477もトップを快走している。

 試合後の高津監督は「なかなか、(中日の)高橋投手は球に力があって、変化球のキレもよくて、ずっとこうランナーになることすら難しかったんですけどね。やっぱりムネ(村上)がああやって一発で点を取ってくれるので、非常に大きな一発だったと思う」と振り返った。

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