巨人シューメーカー抹消へ 2カ月白星なし 桑田コーチ、野手陣へ異例の謝罪

 5回途中に3失点で降板するシューメーカー(撮影・西岡正)
 5回途中で降板するシューメーカー(撮影・飯室逸平)
 1回、ピンチのシューメーカー(中央)の元へ集まる巨人ナイン(撮影・西岡正)
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 「巨人1-6阪神」(21日、東京ドーム)

 阪神に屈辱の3タテを食らい、今季ワーストの6連敗となった巨人。桑田真澄投手チーフコーチは五回途中3失点で8敗目を喫した先発・シューメーカーについて「フォーム的なところも精神的なところもリフレッシュして見直して次に備えてもらいたい」と話し、登録を抹消することを明言した。

 シューメーカーは初回に自らのけん制悪送球も重なり、2点を先制されると、四回にも1点を失った。6月25日以降、白星から見放されている右腕について同コーチは「今日はボールが走らずにテンポも悪かった。テンポが悪い分、野手の攻撃のリズムも悪くなってなかなか得点できなかったので、申し訳なく思っています」と語った。

 チームはリーグ最速で60敗目を喫し、上位進出を目指した今週は1勝もできなかった。投手陣をまとめる身として「ここのところ野手陣が得点できない試合が続いている。そういった試合もバッテリーで粘ってなんとか1つでも勝ちをつけたかったが、(今週)全敗になってしまって、本当に残念だなと思う」とうつむいた。

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