決勝はともに甲子園初V狙う仙台育英VS下関国際 東北悲願の「白河の関越え」か山口県勢64年ぶりか

2回、適時打を放つ仙台育英・高橋煌稀(撮影・石井剣太郎)
6回、勝ち越しを喜ぶ下関国際ナイン(撮影・高部洋祐)
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 「全国高校野球選手権・準決勝」(20日、甲子園球場)

 22日の決勝のカードは仙台育英-下関国際となった。ともに甲子園初優勝を狙う。

 2015年大会以来7年ぶりの決勝進出を果たした仙台育英は、これで春夏通じて5度目の決勝進出。まだ甲子園の優勝のない東北勢としてはこれで夏10度目、春夏通じて13度目の決勝となる。140キロ台記録が5人という強力クインテット投手陣を中心に、打線は準決勝の聖光学院戦で二回にイニング11点を奪う切れ目のない攻撃が売り。東北悲願の「白河の関越え」は十分に可能だ。

 初の決勝進出を果たした下関国際には、1958年の柳井高以来となる山口県勢67年ぶり2度目の優勝の期待が懸かる。準々決勝では春夏連覇を狙った“大本命”の大阪桐蔭相手にジャイアントキリングを成し遂げ、準決勝ではセンバツ準優勝の近江を打ち破った。センバツ優勝&準優勝校を撃破しての決勝進出は1983年のPL学園以来。勢いを加速させる“ミラクルチーム”が、一気に頂点を狙う。

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