聖光学院「固定観念を覆した」“がばい旋風”佐賀北再現だ 5投手攻略へ2時間打撃練習

 聖光学院(福島)は史上初となる準決勝での東北対決を制して、初の決勝進出を狙う。休養日の19日は、約2時間みっちり打撃練習を実施。好投手5人を擁する仙台育英戦に向けて万全の調整を行った。

 夏17度目の出場でついに打ち破った8強の壁。初出場した01年の83回大会から振り返り斎藤智也監督(59)は「価値観、常識が変わってきた。このチームは勝てないんじゃないかという常識を打ち崩した。良い意味で鈍くなった」と語る。

 過去の優勝校には大会屈指とされる投手がいた。「日本一になっているチームはドラ1、2の投手がいる。前橋育英も、早実にしてもだけど。その固定観念を覆したのは佐賀北」と指揮官。全員主役の聖光学院が狙うのは、07年に優勝候補だった広陵を決勝で破った佐賀北の再現だ。

 主将の赤堀颯内野手(3年)も「泥くさくエネルギーを使い果たして試合が終わったあとは気力がなくなるくらい一瞬一瞬負けないように戦います」と決勝への切符をつかみに行く。

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