ロッテ・佐々木朗 松川の逆転二塁打に「泣きそうになりました」 打線の援護受け7勝目

 6回、味方の援護点を背に力投する佐々木朗(撮影・開出牧)
 6回、松川の逆転3点二塁打をベンチ前で喜ぶ佐々木朗
 5回、浅村(右)に本塁打を浴びた佐々木朗
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 「楽天5-6ロッテ」(19日、楽天生命パーク宮城)

 ロッテの佐々木朗希投手が6回を投げ自己ワーストタイ5失点、初の1試合3被弾を浴びながらも7勝目を挙げ、決勝打の松川に感謝した。

 当初登板予定の17日・オリックス戦が雨天中止となり中8日となったマウンドで、初回に島内に先制三塁打を許し、四回には茂木に右越え2ラン、五回には浅村に右越えソロを浴びるなど毎回走者を許した。

 それでも打線が右腕に勝利をと奮起し、六回2死満塁で松川が右中間を破る走者一掃の二塁打を放って逆転すると、ベンチ前でキャッチボール中の右腕は両手をたたいて大喜びした。試合後、「泣きそうになりました」とちゃめっ気たっぷりに感謝して振り返った。

 好投しても打線の援護がなく敗戦投手になる日もあったが、この日は打線の援護を受け6月22日以来の白星。「野手陣、抑えてくれたピッチャー陣に感謝しています。いろいろまだ修正しないといけない部分もあるので、少しずつ成長していければなと思います」とチームメートに感謝。次回登板は修正して好投につなげると意気込んだ。

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