ロッテ・田村 コロナ特例で異例の国内FA権取得「こんなに早く獲得できるとは」

 ロッテ・田村龍弘捕手は14日、出場登録日数が8年に達し、国内FA権を取得した。

 田村捕手は今季、コンディション不良により開幕2軍スタート。7月23日に初の1軍昇格を果たしたが、8月4日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け「特例2022」により出場選手登録を抹消。通常なら登録日数が足りていないが、新型コロナウイルス感染防止特例が適用されての取得は球団初となった。同特例は抹消期間も練習復帰前日まで加算される。

 球団を通じ「プロ10年目ですが、入団当初、こんなに早く獲得できるとは思っていませんでした。プロ1年目からいろいろな人に支えられて獲得した権利だと思っていますので、支えてくださった皆さまに感謝したいです。今は一日も早くチームに合流して勝利に貢献できるように頑張りたいと思っています」とコメントした。

 田村は2012年にドラフト3位で入団。13年7月14日・日本ハム戦(札幌ドーム)で初出場。16年にはベストナイン、石川歩投手と最優秀バッテリー賞を受賞した。10年目で通算打率・235、17本塁打、220打点。

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