「阪神０－２中日」（１３日、京セラドーム大阪）

　中日は初回の守り、先発の小笠原の一球目でいきなりサイン違いのハプニングがあった。

　小笠原は直球を投げ込んだが、捕手の木下は変化球のタイミングでミットを構えた。慌ててミットを出したが、間に合わず、左腕付近で角度が変わった後、左太ももに当たった。痛がる木下にトレーナーが駆け寄ったが、幸い、大事には至らなかった。

　結局、小笠原は７回無失点で６勝目。「阪神タイガースさんの先発も素晴らしい投手（藤浪）だったので、先に取られたら負けと思って投げた。調子は悪くはなかったが、まだ修正できる。今日は良かったが来週ダメになっているかもしれないのでレベルアップしたい」とうなずいた。