ヤクルト村上の弟、九州学院・村上慶太が甲子園デビュー 弾丸打球で失策誘い大量点演出

 1回、二塁方向へ鋭い打球を放つ九州学院・村上慶太(撮影・伊藤笙子)
 1回、打席の瀬井太心(手前)に声を掛ける九州学院・村上慶太(左)=撮影・伊藤笙子
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 「全国高校野球選手権・2回戦、帝京五-九州学院」(13日、甲子園球場)

 ヤクルト・村上宗隆内野手の弟、九州学院・村上慶太内野手(3年)が「4番・一塁」で甲子園デビューし、初回に敵失で出塁してビッグイニングを演出した。

 0-1の初回、1点を返してなおも無死一、二塁で打席に入ると、1ストライクからの2球目を強振。火を噴くような打球が二塁手を強襲し失策を誘い、無死満塁とチャンスを広げた。続く5番・松下翔内野手(3年)の右犠飛で1点を追加。さらに犠飛と2連打で3点を加え、この回一挙5点を奪った。

 兄は7月31日・阪神戦(甲子園)から8月2日・中日戦(神宮)にかけてNPB新記録の5打席連続本塁打を放ち、同11日・広島戦でNPB最年少40号を放つなど大活躍。ファンから「村神様」と呼ばれるスターだ。慶太はそんな兄より長身の190センチで94キロと堂々とした体格。両校ナインの中でも目を引く存在感でチームをけん引している。

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