海星が46年ぶり夏2勝 天理を押し返した2つの超美守 加藤監督「感無量でした」

 8回、天理・戸井零士の打球を好捕し、仲間の祝福を受ける海星・峯蒼一郎(14)=撮影・高部洋祐
 2回、天理・戸井零士の打球を好捕する海星・河内夢翔(撮影・高部洋祐)
 8回、逆転の好機に二飛に倒れた天理・戸井零士(左端)。右から2人目は好守を見せた海星・峯蒼一郎(撮影・高部洋祐)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、海星4-2天理」(12日、甲子園球場)

 長崎・海星が2つのスーパーキャッチで記念星を挙げた。2回2死一、二塁の場面では河内夢翔中堅手(3年)が頭上を襲った打球を右寄りに走ってダイビング。2死ということもあり、抜けていれば同点の可能性があったが、それを阻止した。さらに、ビッグプレーが飛び出したのは八回、1点を奪われ2点差となってなお満塁。二塁後方へ上がった飛球を161センチ小兵の峯蒼一郎二塁手(2年)がまるで忍者のようにスルスルと走り込み、逆シングルで好捕した。

 これで怪物サッシーこと酒井圭一氏を擁して以来46年ぶりの夏2勝。加藤慶二監督は峯のビッグプレーに「気持ちの入ったプレーは嬉しい。感無量でした」と振り返り、勝因について「天理の南沢君の立ち上がりを攻められたこと、その後の守備で粘れたことだと思います」とうなずいた。

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