13年ぶり3回戦ならずも爪痕残した鶴岡東 チーム5本塁打 近江・山田撃ち2発 監督「想像以上」

 3回、勝ち越し2ランを放ちガッツポーズを決める鶴岡東・土屋奏人(撮影・高部洋祐)
 3回、渡辺千尋(11)の同点ソロにわき上がる鶴岡東ベンチ(撮影・高部洋祐)
 3回、左翼に本塁打を放つ鶴岡東・渡辺
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 「全国高校野球選手権・2回戦、近江8-3鶴岡東」(12日、甲子園球場)

 鶴岡東が強烈なインパクトを残した。投手陣の送球ミスなどから傷口を広げて8点を奪われ、2009年以来の3回戦進出はならなかったが、三回には近江の剛腕・山田陽翔投手(3年)から驚きの一発攻勢。特に2番・土屋泰人捕手(3年)は浮いたスライダーを左中間へ、一時は勝ち越しとなる2ランを放った。1回戦でも2打席連発しており、甲子園で3本目。鶴岡東はチームとして5本塁打を記録した。土屋は「とてもいい投手なので甘い球を1球で仕留めようと思って打席に入った」と、振り返った。

 鶴岡東が敗れたことで、この日東北勢は3連敗となったが、佐藤俊監督は「途中点を取れるところで取れなかったが、打線は11安打を放ち、本塁打2本と想像以上に打ってくれた」と話した。

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