興南に初の自前チア 園田女子と合同で「ハイサイおじさん」盛り上げる

 ナインに声援を送る興南応援団
 ナインに声援を送る興南応援団
 羽地靖隆さん(左端)の指揮で演奏する市尼崎ブラスバンド
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 「全国高校野球選手権・1回戦、興南-市船橋」(8日、甲子園球場)

 春夏通算17回目出場の興南アルプスに、同校初の“自前チア”が登場した。

 伝統的に沖縄代表校の友情応援をしてきた市尼崎のブラスバンド部と園田女子のバトントワリング部に加え、今大会は興南の生徒有志によるチアリーダーを編成。園田女子11人、興南20人のリーダーで応援を展開した。

 応援団引率の西銘健一教諭は「今年は沖縄の本土復帰50年ということもあり、地元の期待も高い。みんなで盛り上げたい」と期待を寄せた。応援の合同練習はできず、音源をもらって振り付けを合わせたそうで「見ていただくとバラバラなんですが、そこはみんなで協力しての応援なので」と生徒の頑張りに目を細めた。1、2年生野球部員は新人戦のため沖縄に残ったが、3年生30人を含む学校関係者ら950人の応援団が駆けつけた。

 市尼崎ブラスバンド部は約50人で、おなじみの「ハイサイおじさん」や「狙い撃ち」などの応援曲を演奏。同校ブラスバンドを指揮して41年の羽地靖隆さんは「今年は投手がいいと聞いているので期待している。これまで印象に残っているのは春夏連覇した2010年夏準決勝の報徳学園戦。逆転勝利がうれしかった」と感慨深げに語った。

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