不穏なムードの甲子園、負傷で担架搬送選手が1日で3人も 盈進・神垣が一塁手と交錯

5回、負傷し担架で運ばれる盈進・神垣(中央)
 1回、けん制の際に負傷する鶴岡東・武田(下)=撮影・高部洋祐
 7回、守備中に右足を痛め、顔をゆがめながら担架で運ばれる八戸学院光星の右翼手・深野
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 「全国高校野球選手権・1回戦、鶴岡東12-7盈進」(7日、甲子園球場)

 アクシデントが続いている。

 五回、盈進の攻撃。1死一、二塁の好機に代打で出場した神垣玲旺内野手(2年)が投ゴロを放ち、一塁へ駆け抜けた際に相手の一塁手と交錯。そのまま一塁ベース付近に倒れ込み、担架でベンチ裏へ運ばれた。

 兵庫県西宮市内の病院でCT検査の結果、脳しんとうとい頸椎捻挫と診断された。

 この試合は初回、鶴岡東の攻撃で1死一、二塁から投手が放った二塁へのけん制で帰塁した際に走者・武田虎白外野手(3年)の肩付近を負傷。もん絶した武田は立ち上がることができず、臨時代走が出されて担架でベンチ裏へ運ばれていた。

 また、第1試合の八戸学院光星-創志学園でも八戸学院光星の外野手が打球を処理する際に、足を痛め、担架で運ばれており、この日、3人が担架で運ばれる事態が起こっている。

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