オリックス・中嶋監督 新庄Bボスの謝罪に「そんなことしたっけ?」と笑ってはぐらかす
「オリックス3-1日本ハム」(6日、京セラドーム大阪)
オリックスは日本ハムに逆転勝ちで連勝。日本ハムには17年以来、5年ぶりの勝ち越しを決めた。3位にも浮上した。
先発は7月末に支配下登録されたばかりの東。初回こそ先制点を与えたが、二回以降は立ち直り、5回1/3を1失点に抑えた。プロ5年目で初勝利をつかんだ。
中嶋監督は「いい面も悪い面も、非常に出たかなと思います。まあ、良かったですよね。自分でもこんなに早く勝ちが付くと、思ってなかったと思いますし。よく投げました」とたたえた。
2軍監督時代から、東を指導してきた。「僕が来た時は、まだまだヒョロヒョロの体をしていて。頼りなさ満開やったけど。体も大きくなって、非常に。まだ頼もしさはないけど。良くなってるなと思います」と成長も感じた。
これで、17年以来、5年ぶりに日本ハム戦の勝ち越し。ただ、指揮官は「まあ相手がどこでも関係ないですからね。今はもう。どこの相手でも、一つずつ勝っていかないといけない。勝ち越したとか、どうこうじゃないです。目の前の敵を一個ずつ倒していくしかないです」と冷静だ。
三回には、杉本がこの日2つ目の死球を与えられ、乱闘寸前の事態に発展。新庄ビッグボスが杉本へ謝罪に行く珍しい場面があった。中嶋監督は「ん?そんなことした?そんなことしたっけ?分かんなかった。だいぶ昔のことのように…」と、報道陣の質問に笑ってうまく交わした。