「西武３－２オリックス」（４日、ベルーナドーム）

　オリックスは痛恨のサヨナラ負けで、西武に３連敗。今季２度目のサヨナラ負けで、今季５度目の同一カード３連敗となった。

　同点の九回１死。ワゲスパックが中村にサヨナラ弾を浴びた。中嶋監督も「いや、もうね。打たれた訳ですから」とトーンが低い。

　敗因については「今日は完全に打つ方だと思いますけどね」と話した。四回に中村の２ランで先制されたが、五回に安達が同点打。しかし、六回無死一、三塁の絶好機にマッカーシーが空振り三振。紅林が併殺打に終わった。

　「言ったらキリがないんですけど、ここの一本をどう打つのか。ありきたりの言葉なんですけど、そこに関して結果が出ていないので。本当に一生懸命やってくれてるんですけど」と言葉を振り絞った。

　前夜は森が２アーチ。この日は中村に先制＆決勝弾を食らった。「同じ打者に２本、ホームランを打たれてるっていう反省点は次に生かさなきゃいけない」と改善を求めた。

　それでも、必死に前を向く。「プラスで考えたら、（後半戦は）３勝３敗なんで。マイナスのことを考えてたら、意味がない。ポジティブなことを探していくしかないんで。ホームに帰れるし、３勝３敗だし。そう思っていきます」と切り替えた。