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近江・山田 センバツ準Vの悔しさ晴らす 鳴門・冨田との好投手対決に闘志

 「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」(3日、大阪市内)

 6日に開幕する「第104回全国高校野球選手権大会」の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内で行われ、滋賀県勢初の全国制覇を狙うセンバツ準Vの近江は、大会第2日第4試合で鳴門と対戦することが決まった。多賀章仁監督(62)は今秋ドラフト候補右腕の主将・山田陽翔投手(3年)の先発を明言。相手のエース左腕・冨田遼弥投手(3年)との好投手対決を制し、悲願の優勝を目指す。

 会場が大きなどよめきに包まれた。近江の今秋ドラフト注目右腕・山田が力でねじ伏せるのか、それとも鳴門のエース左腕・冨田が封じるのか-。申し分のない実力を持つ好投手対決。引き当てた右腕は静かに闘志を燃やした。

 「好投手の冨田くんをどう攻略するのかが今回のポイントかなと思う。最少失点に抑えて、取れた点数を守り抜くというのが一番いい形。しっかり粘り勝てるようにしたい」

 簡単に攻略できないことは十分承知している。センバツでは強力・大阪桐蔭打線を3点に抑えた最速144キロの好左腕。打ち崩すのは至難の業といえる。それだけに、自らが相手に点を与えないことが最善の策だ。

 多賀監督からはすでに初戦での先発を明言された。「とにかく初戦は山田。どこが来ようと決めていました」と指揮官。山田も「ピッチングに専念させてもらえるので、心の準備もそうですし、コンディションも持っていきやすい。より気合も入る」と力を込めた。

 代替出場となった今春のセンバツでは、1回戦から決勝の途中まで1人で投げ抜いた。ただ、大阪桐蔭との決勝ではアクシデントもあり三回途中で降板し、1-18で敗退。「センバツの大会で大敗して、準優勝のうれしさより悔しさが大きかった」と滋賀に初めて優勝旗を持ち帰るという任務を果たせなかったことを悔やんだ。

 高校最後の夏。このままでは終われない。「日本一ということを目標に言わせてもらっているが、まずは1回戦を勝たないことには始まらない。まずは1イニング、初回をしっかり抑えることを考えたい」と山田。主将で4番でエースを担う大黒柱が投打でチームをけん引し、頂点に立つまで戦い抜く。

 ◆近江・山田のセンバツVTR 近江は、新型コロナウイルス感染で出場を辞退した京都国際の代替で大会開幕3日前に出場が決定。山田は1回戦の長崎日大戦では延長十三回を投げ切るなど2回戦の聖光学院戦、準々決勝の金光大阪戦、準決勝の浦和学院戦と4試合連続完投。決勝では、準決勝で右足に死球を受けて万全ではない中で志願の先発。ただ三回途中4失点で降板となり、最後まで投げ切ることができなかった。

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