楽天快勝 田中将が7回無失点の力投で6勝目 石井監督不在も投打かみ合う

 7回、好守で有薗の二ゴロをさばいた浅村に帽子を取る田中将(撮影・高石航平)
 7回、ソロを放つ浅村(撮影・高石航平)
 メンバー表交換を終えた真喜志監督代行(撮影・高石航平)
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 「楽天7-0日本ハム」(30日、楽天生命パーク宮城)

 楽天は試合前、石井一久監督が、新型コロナ陽性との接触があった影響で自主隔離となる緊急事態だったが、投打がかみ合い快勝した。

 前日4安打1得点と苦しんだ打線が、この日は活発だった。初回、2死から島内宏明外野手の適時二塁打で幸先良く先制。二回には西川遥輝外野手の適時打で追加点を挙げた。

 西川は四回にも2打席連続となる適時打。新型コロナ陽性から復帰後2試合目で、1番に帰ってきたリードオフマンがバットで見せた。

 先発の田中将大投手は序盤、テンポのいい投球で危なげない投球。中盤のピンチの場面では、力強い直球で三振を奪うなど、ギアを上げ得点を許さず。7回111球を投じ無失点の好投で6勝目を挙げた。

 指揮官不在に加え、負ければ貯金がなくなるというプレッシャーのかかる一戦だったが、チーム一丸で勝利をもぎ取った。

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