生駒 戦い抜いた コロナ影響で登録メンバー12人入れ替わり 北野監督涙の称賛

 6回、この試合初めて無失点で切り抜けた野手陣を迎える生駒ナイン(撮影・北村雅宏)
 試合後、健闘をたたえ合う生駒(左側)と天理の選手たち
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 「高校野球奈良大会・決勝、天理21-0生駒」(28日、佐藤薬品スタジアム)

 決勝が行われ、天理が23安打21得点の大勝。初の甲子園出場を目指した生駒は新型コロナウイルスの影響で、ベンチメンバーを12人入れ替え。主力を欠く戦いを強いられ、敗れたものの最後まで懸命に戦い抜いた。

 決勝戦を目前にして起こった非常事態。それでも生駒・北野定雄監督(63)は「受け入れるしかない」と立ち向かった。苦しい状況でも、選手は持てる力を出し尽くした。初の甲子園は届かなかったが、涙ながらに「できることを精いっぱい下手なりに頑張ってくれた」とたたえた。

 27日の朝だった。ベンチ入りメンバー12人が、新型コロナウイルスの影響で発熱等の症状を訴えた。不戦敗も危ぶまれたが、28日の朝のPCR検査で、その他の選手の陰性を確認。準決勝から登録メンバー20人中12人を入れ替え、準決勝で先発出場した主力5人を欠いた。投手も、元々のベンチ入りで残っていたのは草野純投手(1年)だけ。北野監督は「お前しかいない」と1年生に先発マウンドを託して挑んでいた。

 一大事にも、選手は懸命にプレー。先発出場の内野手は、本来のポジションとは異なる。野村拓外野手(3年)は遊撃、二塁、捕手と転々としたほどで、慣れない守備位置にナインは4失策と苦戦。それでも、決して暗くならなかった。

 熊田颯馬主将(3年)の元には、欠場したメンバーから謝罪の連絡が届いていたが「気にするな」と謝罪に一喝したという。「40点、50点取られてもいいから、最後は笑顔で終わろう」と代替出場した選手たちを必死に鼓舞。最後まで前を向き、白球を追った。

 「全員一丸で生駒高校の歴史を刻めた」と熊田主将は胸を張る。ノーシードながら、26日の準決勝では昨夏の甲子園準Vの智弁学園を下し、初の決勝にたどり着いた。最後の夏。生駒ナインは誇らしく戦い抜いた。

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