広島のエースとして通算213勝を挙げ、6月に感染症に起因する敗血症を発症したことが明らかになった北別府学さん(65)が、25日までに退院したことが分かった。24日付の自身のブログで「退院できました。まだ、家にいることが夢のようでもある。敗血症も乗り越えた」と報告した。
体調について「まだ動かせぬ身体。携帯の操作さえ家内の助けが必要なんだけどね」と説明。「全て家内の面倒になっている身なれど幸せだと思える。生きていることがありがたい」とつづった。
北別府氏は2020年に成人T細胞白血病(ATL)を患ったことを公表し、末梢血幹細胞移植を受けた。