龍谷大平安が4強 準決は京都外大西 原田監督「今から西村対策練る」

 7回、力投する龍谷大平安・足立(撮影・石湯恒介)
 9回、マウンドの足立(左)に駆け寄る龍谷大平安・伊藤(撮影・石湯恒介)
 3回、勝ち越しとなる2点二塁打を右越えに放つ龍谷大平安・上甲(撮影・石湯恒介)
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 「高校野球京都大会・準々決勝、龍谷大平安4-2京都翔英」(22日、わかさスタジアム京都)

 龍谷大平安が2018年の第100回大会以来となる夏の甲子園へ前進した。背番号1を背負う足立雄祐投手(3年)が今大会初登板し、7安打2失点で完投。原田英彦監督は、粘りの投球に「めちゃくちゃしんどかった」と胸をなで下ろした。

 25日の準決勝では、今秋のドラフト候補スラッガー、西村瑠伊斗投手(3年)を擁する京都外大西と対戦する。この日、西村は準々決勝の立命館宇治戦で、通算54本塁打となる決勝ソロを放った。大会タイ記録となる1大会4本塁打目を、龍谷大平安ナインは試合前のスタンドで目の当たりにした。

 主将の伊藤愛都捕手(3年)は「西村君はすごいと言われるけど、足立なら抑えてくれる。できるなら逃げずに勝負したい」と闘志。原田監督は、西村の打撃を「力が抜けたいい打撃。とらえどころがいい。乗っているので自分のリズムに引き込める」と警戒し、「失投は絶対にだめ。大胆にいくのか、だますのか、今から対策を練りたい」と話した。

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