22日からの中日-巨人3連戦が中止に コロナ感染拡大の巨人は借金5で前半戦終える

 NPBは21日、新型コロナウイルスの影響により、22~24日の中日-巨人の3連戦(バンテリンドーム)の中止を発表した。オールスター戦までの試合がなくなり、45勝50敗1分けの借金5で前半戦を終えることが確定した。

 巨人は19日にファームの選手や関係者、17人が陽性判定を受けており、翌20日には同日のヤクルト戦(神宮)に出場していた岡本和、中田、丸などを含む選手、関係者、40人に陽性判定が出て、総勢57人が陽性となっていた。

 この日、「特例2022」で新型コロナウイルス陽性判定を受けた菅野智之投手、岡本和真内野手ら13選手の出場選手登録を抹消。22日・中日戦(バンテリン)の予告先発は2軍調整中の堀田と発表されていた。

 この日、オーナー会議終了後に山口寿一オーナーは「一軍と二軍で同時に感染拡大が発生したと解釈しています。1つの繋がりでの感染ではなく、原因が別個にあって、偶然が重なって同時に発生し、陽性者が一気に増えてしまった。従来予定していた試合は必ず行う方針でやってまいったんですが、今回はさすがに参りました。一、二軍両方で一気に感染者が増えることは想定をしていなかった。今後に向けて対策を考えなければならない。まず当面、早く公式戦を再開できるようにしたい。今日またPCR検査をやっておりまして、その結果がどうなっているか承知していないんですが、現状少なくとも明日の試合は困難だと思っています。今のままだと新幹線に乗れる選手の数が極端に少なくなってしまうので、少なくとも明日は無理かなと」と、中止を示唆していた。

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