オリックス ドラ1椋木 35年ぶり新人ノーノー、あとアウト1つで逃す 球場悲鳴も

 日本ハム戦に先発した椋木
 4回を抑え、ガッツポーズする椋木
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 「オリックス-日本ハム」(20日、京セラドーム大阪)

 オリックスのドラフト1位・椋木蓮投手(東北福祉大)が九回2死まで無安打無失点。だが、あとアウト1つ、あとストライク1つで代打佐藤に中前打を打たれ、ノーヒットノーランの快挙を逃した。

 初回はわずか9球で三者凡退。三回2死までは、一人の走者も許さなかった。三回2死から連続四球を与えたが、中島を空振り三振。7回を投げて、8奪三振の快投を見せていた。八回は先頭から2者連続三振を奪い、10奪三振となり、球場の期待度も高まっていた。

 九回も2死。佐藤に対して2-2と追い込んだが、執念で中前に運ばれた。球場は悲鳴とともに大きなため息に包まれ、椋木はここで交代となった。

 椋木はプロ初登板初先発だった7月7日の西武戦でプロ初勝利。この日も勝てば、プロ初登板から2試合連続での白星となる。今季の新人では初となる。

 新人のノーヒットノーランは1965年の広島・外木場、87年の中日・近藤が達成している。

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