第1シード“夏将軍”松山商 魔さか3回戦で敗退 大野監督「全力を出し切ってくれた」

 「高校野球愛媛大会・3回戦、今治西4-2松山商」(15日、坊っちゃんスタジアム)

 第1シードの“夏将軍”松山商が、接戦の末に敗れ、2001年以来の夏の甲子園出場はならなかった。

 初回に1死三塁のピンチを迎えると、早くも投手交代。エース・清家瑛投手(3年)がマウンドに上がったが、長打で先制され、さらに相手4番に手痛い2ランを浴びた。五回に2点を返したが反撃は届かず。大野康哉監督(50)は「全力を出し切ってくれた」と選手をたたえた。

 20年3月まで指揮をとった古巣・今治西と公式戦初対戦。大野監督は「松山商の選手に思い入れがある。切り替えはできていた」と、淡々と振り返る。春は17年ぶりに愛媛県を制するなど、復活への確かな一歩もしるした世代。主将の西岡龍樹捕手(3年)は「今の野球をこれからも続けて欲しい」と、後輩たちに夢を託した。

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