プロ注目の常総学院・ブライアン2回0封 昨年9月に投手転向したばかり
「練習試合、二松学舎大付4-1常総学院」(1日、常総学院グラウンド)
プロ注目の常総学院・バルザー・ジョセフ・ブライアン投手(3年)が1日、茨城県土浦市内の同校グラウンドで行われた二松学舎大付との練習試合に出場。NPB4球団が視察する中、2回無安打無失点だった。
米国人の父と日本人の母を持つ最速154キロ右腕。この日は六回から登板し2死球を与えるなど本調子ではなかったが、プロスカウトのスピードガンで149キロを計測。持ち味の直球をアピールした。
昨年9月に内野手から投手に転向。成長著しく、野手では遠かったプロ入りも現実味を帯びてきている。「小学校からプロを目指してきた。投手として近づいてきている。野手だったらここまでこられていない」。夢をかなえるため、懸命に腕を振り続ける。
◆バルザー・ジョセフ・ブライアン 2004年10月27日生まれ、17歳。神奈川県横須賀市出身。182センチ、84キロ。右投げ左打ち。投手。米国人の父と日本人の母を持つハーフ。5歳から米国で過ごし、小学1年時に野球を始めた。2年時に茨城県に移り、山方小では大賀ドリームスに所属。山方中では日立ボーイズでプレーした。常総学院では2年秋から投手として背番号13でベンチ入り。最速154キロ。遠投115メートル、50メートル走6秒4。