楽天・田中将「何より一番いい薬は勝つこと」六回途中2失点もまた5勝目お預け

 6回途中で降板する田中将(右)=撮影・堀内翔
 6回終了後、ベンチの前で手をたたく田中将(撮影・堀内翔)
 6回、好リリーフを見せた鈴木翔を迎える田中将(撮影・堀内翔)
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 「ロッテ6-4楽天」(1日、ZOZOマリンスタジアム)

 またしても勝ち星はつかめなかった。楽天・田中将大投手は、六回途中2失点と粘りの投球。勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りたが、リリーフ陣が逆転を許し、5勝目はお預けとなった。

 初回、中村奨に適時打を許し、わずか7球で先制される苦しい立ち上がり。自身6連敗中ということもあり嫌な空気になったが、「銀仁朗(炭谷)さんと配球だったり、ゲームの中でいろいろお話ができた」と修正をかけた。

 二回以降は「我慢しながら投げられた」と四回に不運な適時打で失った1点に抑え、先発の役割は果たした。

 ただリリーフがつかまり約2カ月ぶりの勝ち星とはならず。「何より一番いい薬は勝つこと」と勝利を切望している右腕は、まだ苦しい状況から抜け出せていない。

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