東山・橋本 高い潜在能力 最速146キロの重い直球武器

 第104回全国高校野球選手権の地方大会がすでに始まっている。聖地を目指し、目の前の一戦に全力を注ぐ高校球児。その中には、まだ全国の舞台でベールを脱いでない逸材も。プロが注目する22年度のドラフト候補を、デイリースポーツ・アマ野球担当が投手・野手に分けて紹介。今回は投手を取り上げる。

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 東山(京都)の橋本翔太投手は、最速146キロの重い直球が武器の本格派だ。マウンド度胸もあり、潜在能力は高い。

 高校入学後から着実に成長した。1年時は138キロだった球速も、ウエートトレーニングや走り込みなどで8キロのアップに成功。「武器はストレートです。夏の大会での目標は150キロなので、もっと磨きをかけていきたい」と意気込む。

 打線でも中軸を担い、打者としての力もあるが極めたいのは投手だ。「投手が点を取られなければチームが負けることはない。目指すは一流のプロ野球選手です。高校からプロ野球選手になりたい」と熱望。春の京都大会では決勝で西城陽に逆転負けを喫した。悲願の甲子園出場へ、腕を振り続ける。

 ◆橋本 翔太(はしもと・しょうた)2004年6月1日生まれ、18歳。京都府京都市出身。179センチ、82キロ。右投げ右打ち、投手兼外野手。小学1年時に桂友クラブで野球を始め、中学では京都嵐山ボーイズに所属。東山では2年春から背番号11でベンチ入り。50メートル走6秒6。球種は直球、カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォーク。

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