阿南光・森山に12球団熱視線 5安打2失点で完投勝利「自信になった」

 「招待試合、阿南光7-2天理」(12日、JAアグリあなんスタジアム)

 最速146キロを誇る阿南光のプロ注目左腕・森山暁生投手(3年)が、今春センバツ出場の天理を相手に9回5安打2失点の完投勝利。NPB12球団25人のスカウトが見つめる中で好投を披露した。

 序盤は「丁寧にいき過ぎた」と、球数が増えたことを反省。3巡目を迎えた六回に連打と失策で2失点も、その後は変化球主体の投球に切り替え、90キロ台のカーブと140キロ台の直球との緩急で天理打線をほんろうした。

 阪神は和田TAら3人体制で視察。ヤクルトの小川GMは「素直なフォーム、メリハリの利いた投球、いい投手だと思う」と好印象を語った。

 注目度の高い一戦で強豪を撃破。「僕だけじゃなくて、チームにとっても大きな自信になった」と、2年連続甲子園出場を見据えた。

 ◆森山暁生(もりやま・あきお) 2005年1月11日生まれ、17歳。182センチ、84キロ、左投げ左打ち、投手。小3時に羽ノ浦パピヨン(軟式)で野球を始め、中2でヤング徳島ホークスに入団。阿南光では1年夏からベンチ入り。直球の最速は146キロ。

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