巨人 悪夢の日曜日8連敗 投手陣炎上、今季ワースト1イニング9失点

 「楽天9-2巨人」(12日、楽天生命パーク宮城)

 あらがうことはできなかった。投手陣が炎上して交流戦最終戦に大敗。これで日曜日は8連敗。巨人・原監督は厳しい表情で「今日は甲子園の決勝戦のようなつもりで戦っていこう、ということでスタートしたんですけど残念ながらという結果になってしまった」と声を絞り出した。

 大事な試合の先発を託した山崎伊が二回に突然、崩れた。5失点で降板すると2番手の鍵谷も踏ん張れずに失点を重ねる。結局この回は今季ワースト、昨年8月17日・ヤクルト戦以来の1イニング9失点と屈辱にまみれた。

 序盤の大量失点が重くのしかかっての敗戦。原監督は「先発ピッチャーの責任というのは重いもの。先発ピッチャーが機能しないと。あんなイニング(二回)にリリーバーは投げると思ってもいない状況」と語った。

 これで交流戦は8勝10敗で2年連続の負け越しとなった。事実を受け止めた指揮官は先をしっかりと見据え、大きな力を込めてこう話した。「(今季の)折り返しに近いわけだから、もう、やらにゃいかんね」。

 17日・中日戦からリーグ戦が再開する。それまでの期間に準備をきっちりと整え、7ゲーム差の首位・ツバメ軍団を追いかける。

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