仏教大が明大に雪辱星 3年前の決勝では敗戦 悲願の初Vへあと2勝

 「全日本大学野球選手権・準々決勝、仏教大3-2明大」(9日、神宮球場)

 準々決勝4試合が行われ、仏教大(京滋)は延長十回タイブレークの末、明大(東京六大学)にサヨナラ勝ちし、3年ぶりの4強入りを決めた。上武大(関甲新)東日本国際大(南東北)亜大(東都)も勝利した。10日は休養日で、11日の準決勝は仏教大-上武大、東日本国際大-亜大の顔合わせとなった。

 無死一、二塁からのタイブレークに突入した延長十回だ。仏教大の先頭・沢崎一輝内野手(3年・坂井)の投手への犠打が悪送球を誘い、その間に二走が本塁を陥れてサヨナラ勝ち。19年決勝で敗れた明大にリベンジを果たしての4強入りだ。

 流れを作ったのは先発の山本奨人投手(3年・智弁学園)だ。8回2/3を7安打2失点。「格下ということは分かっているので胸を借りるつもりで投げました」とうなずいた。

 初の4強進出となった19年は東海大など強豪を撃破して準優勝。「人生ってバランスだと思うんですけど、こういいことが続くと、どこかで悪いことがあるんじゃないかと思ってしまいます」と田原完行監督(62)。悲願の頂点まであと2勝だ。

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