ソフトバンク・レイ 志願の続投で来日2度目の完封勝ち 勝因は「ホームの雰囲気」

 デスパイネ(左)と勝利のハイタッチをかわすレイ(撮影・飯室逸平)
 勝利を喜びポーズを決めるレイ(左)とデスパイネ(撮影・飯室逸平)
 先発し力投するレイ(撮影・田中太一)
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 「ソフトバンク4-0阪神」(9日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクのコリン・レイ投手(31)が虎打線を完封し、今季4勝目(3敗)を挙げた。

 立ち上がり二回までに4奪三振。低めにボールが集まっていた。中盤から浮き始めたが、バッテリーで配球を工夫した。「試合後半は(捕手の)甲斐がチェンジアップを多めに使ってくれた。それで真っすぐを投げる感覚も戻った。いい感じに混ぜてくれたと思う」。緩急を上手く使って、後半は打たせて取る投球でアウトを重ねた。

 八回を投げ終えて105球に達していたが、藤本監督に続投を志願。最終回は一、三塁のピンチを背負ったが、最後は糸原を150キロ直球で左飛に仕留めた。9回124球、5安打6奪三振1与四球の内容でスコアボードに「0」を9つ並べた。

 完封は昨年7月12日に次いで来日2度目だ。その時もペイペイドームのマウンドだった。また、今季4勝もすべてこの本拠地で挙げている。「ホームの雰囲気。多くのファンの皆さんの前で投げられるのが自分に合っているんだと思うよ」。お立ち台で拍手のシャワーを浴び、満面の笑みを浮かべた。

 ソフトバンクは交流戦優勝の可能性を残し、10日からは交流戦単独首位に立つヤクルトと対戦する。藤本監督は「3つ勝つつもりで行きます」と力を込めた。

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