采配ピシャリのソフトバンク 初4番のデスパイネ&グラシアル「絶対走者を返そうと」

 5回、デスパイネはソロを放ちベンチ前でポーズを決める(撮影・山口登)
 5回、デスパイネはソロを放つ(撮影・山口登)
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 「ソフトバンク-阪神」(9日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクは藤本采配が的中。小刻みに得点を重ね、五回を終えて4-0とリード。

 今季初めて4番に入ったデスパイネが主軸の働きだ。初回は安打を放ち先制点のきっかけを作った。そして五回1死だ。阪神2番手・渡辺の141キロの甘い直球を見逃さずに会心のスイング。打球は左中間席の中段へぐんぐん伸びて特大の2号ソロとなった。

 また、今季初めて4番を譲り「6番左翼」でスタメンのグラシアルも気を吐いた。三回2死一、三塁で中前適時打。「高めの真っ直ぐをコンタクトすることができた。チャンスで回してもらったので、絶対にランナーを返そうという気持ちだけだったよ」と気合のこもったコメントを残した。

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