たこ焼き効果!?ヤクルト・村上が決勝打 塩見とそろって猛打ショー!

 「オリックス3-6ヤクルト」(8日、京セラドーム大阪)

 泥だらけになったユニホームが、激闘の勲章となった。我慢の時間を乗り越えた逆転勝利で、交流戦の首位を堅守。最後は村上が決めた。「抜けてくれてよかった」。3安打1打点1盗塁の大暴れ。勝利の余韻に浸った。

 最大の見せ場が訪れたのは、同点で迎えた八回だ。ネクストから見守る中、山田が中越の二塁打で好機を作った。バットを強く握り打席へ。必死に食らいついた。

 フルカウントから、スライダーをはじき返す。打球は二塁・宜保のグラブをはじき、右前へ。「昨日負けて、また気持ちが一つ引き締まった。またやるぞという気持ちに、チーム全員がなった」。勝利への執念が、もぎ取った1点となった。

 スタンドからの声援に何度も応えながら、無邪気にはにかんだ。この日の試合前だ。球場でたこ焼きを見つけると、塩見と「タコらないように。先に食べとくか」と3つほおばった。すると、2人そろって猛打賞の活躍。食べたタコの分だけ、神様がほほえんだ。

 今季46打点目で、巨人・岡本和、DeNA・牧と並んでリーグトップタイとなった。「またあの舞台に立ちたいなという思いでいますし、あの景色をもう一度見たい」。昨季激闘した日本シリーズの場所で、つかんだ価値ある白星。大きな夢へ、また一歩近づいた。

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