新庄Bボス 阪神・青柳に脱帽「開幕から今日までで1番手も足もでなかった」掛布氏?物まねで絶賛

 8回、厳しい試合展開も、ベンチで合図を送る新庄ビッグボス(撮影・田中太一)
 1回、上川畑は盗塁を狙うもアウトになる(撮影・山口登)
 力投する杉浦(撮影・高部洋祐)
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 「阪神3-0日本ハム」(4日、甲子園球場)

 日本ハムが今季10度目の零封負けで3連敗。監督として甲子園凱旋となった新庄ビッグボスは聖地2連敗を喫した。打線は阪神先発の青柳の前に三塁を踏めない沈黙ぶりだった。

 試合後、新庄ビッグボスは「今日の青柳君はですねぇ、素晴らしかったですね」と、“ミスタータイガース”掛布雅之氏と思われる物まねで登場し、相手の先発を称えた。「開幕初日から今日まで、1番手も足も出なかった。前に言っていた青柳君の投球術、素晴らしかった。タイミングをずらすテクニックと、ずらしながらもボールの出し入れ。見てても、自分がバッターボックスに入った感覚でも、これはタイミング合わせずらいだろうなと。自分のスイングができない、させてもらえない」と解説し「申し訳なかったなと。これだけのファンの皆さんがきて、塁に出れないんだもん。面白い作戦することなく、終わりました」と完敗を認めた。

 負け越しは決まったが、5日の第3戦には18年の夏の甲子園準優勝投手、吉田輝星が先発する。「4年前の自分を思い出してもらおうかなと。はつらつとマウンドで踊るように、1回1回全力でガンガンいって、疲れたら代わるぐらいで投げてもらったらうれしい。勝ちがつく5回は投げてほしい。マックス6回、ノーヒットノーランしてても6回かな」と、笑顔で期待を口にした。

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