「現役ドラフト」12球団から具体案 7月の臨時総会で議論へ

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が2日、オンライン形式で開かれた。出場機会に恵まれない選手を救済する「現役ドラフト」について12球団側から具体案が示され、選手会側は7月の臨時総会で議論する方向だ。

 12球団側の「現役ドラフト」案は実施時期は12月の保留者名簿提出後とし、各球団が外国人選手らをのぞいた中から2人以上を選出。必ず各球団で選手の入れ替えが生じる制度となっている。

 選手会・森事務局長は「特に大きな問題がある案だとは思っていない。大きなところでは進めていけると感じている」とした。また選手会は審判員に関する技術向上の取り組みなどについて、NPB側へ送った質問状への早期回答を求めた。

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