ロッテ・佐々木朗希は6回無失点も6勝目ならず 勝率10割は継続へ

4回、中野の打球をファンブルする佐々木朗(撮影・田中太一)
1回、大山を三ゴロに打ち取り松川(左)とタッチを交わす佐々木朗(撮影・開出牧)
初回、佐々木朗が160キロ超えを連発し内野のリボンビジョンに表示された「京成スカイライナー」と「ROKI SASAKI17」=撮影・開出牧
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 「ロッテ-阪神」(27日、ZOZOマリンスタジアム)

 先発したロッテ・佐々木朗希投手は6回4安打無失点、7奪三振で降板した。味方打線の援護がなく、ハーラー単独トップとなる6勝目はならなかった。

 初回は1死から中野を162キロ直球で見逃し三振。続く大山は147キロフォークで三ゴロに抑え三者凡退に抑えた。二回に糸原に161キロ直球を左前打されたが、高山を163キロ直球で三ゴロに仕留め、無失点で切り抜けた。

 四回は自身の今季初失策からピンチを広げたが、阪神の走塁ミスにも助けられて無失点。六回2死三塁では佐藤輝をフォークで空振り三振に仕留めてスコアボードにゼロを刻むと、球数が90球に達したところで降板となった。

 中盤以降、右打者のインサイドへシュート気味に抜けるボールが多くなるなど、決して本調子とは言えない中でもきっちりと阪神打線をゼロに抑えた佐々木朗。2盗塁を許すなど足で揺さぶられる場面もあったが、平然と後続を打ち取った。

 白星こそ逃したが、今季は5勝0敗で勝率10割を継続。先発の役割は十二分に果たした。

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