日本ハム延長十回勝ち越し 暴投で1点 万波適時打、アルカンタラが2打席連続弾でダメ押し
「ヤクルト-日本ハム」(26日、神宮球場)
日本ハムが延長十回に勝ち越した。無死一、三塁で野村の打席の際にヤクルトの4番手・木沢の暴投で1点を勝ち越し。なお1死三塁から万波の左翼線二塁打、さらにアルカンタラの2打席連続弾となる2ランで4点差に広げた。
十回は途中出場で2番に入っていた清宮が四球で出塁。代走・中島が盗塁を決めて無死二塁。松本剛が送りバントをファウルした後、しぶとく一、二塁間を破る右前打を放ち一、三塁と絶好機を作っていた。
2試合連続サヨナラ負け。悪夢払拭へ、新庄ビッグボスは打順を組み替えて臨んだ。前夜、2二塁打を放ちながら走塁、守備で精彩を欠いた清宮をスタメンから外す荒療治に踏み切った。
清宮は2点を追う八回1死二塁から代打で登場し、二ゴロで走者を三塁に進める渋い働き。続く松本剛の左前適時打で1点差とした。その裏に1点を奪われ再び2点差とされたが、九回、ヤクルトの絶対守護神マクガフから万波、アルカンタラが2者連続本塁打。土壇場で同点に追いついていた。