「楽天０－６オリックス」（２１日、楽天生命パーク宮城）

　楽天先発の早川隆久投手（２３）は、５回を投げ今季最多となる４失点で２敗目を喫した。

　終始リズムをつかむことができなかった。二回、先頭から連打でピンチを招くと２死、一、二塁から伏見に先制の２点適時二塁打を許した。

　三回に中川圭に適時打。四回には杉本に手痛い一発を浴び３イニング続けて失点。試合の主導権を完全に相手に渡してしまった。

　試合後、石井一久監督（４８）は「すべてが一緒の波だったというか、勝負所であればもっと出力を上げていってほしいなというのはありました。抑えようが打たれようが淡々としていた」と左腕の投球を振り返った。

　加えて「一回の失敗でとやかく言うつもりはないので、早川なりに今後どうするのかという所。やられたらやり返すというところがなかったら通用しない」と言葉を並べた。