軌道に乗った若き日本ハム 新庄ビッグボス「よそのチームからしたら嫌なチームになりつつある」
「日本ハム5-3西武」(20日、札幌ドーム)
日本ハムが逆転で連勝を飾った。1-2で迎えた七回に、一死満塁から8番宇佐見がセンターへの走者一掃の3点適時二塁打を放ち、逆転。投げては先発の伊藤が7回2失点の粘投で5勝目をあげた。
試合後、新庄ビッグボスは「いいゲームでしたね。なんか今日は最初に点を取られたけど、間違いなく逆転してくれるなという雰囲気があった」と、満足げに振り返った。ハーラートップタイの5勝目をあげた伊藤については「最初に点をとられたけど、ゲームを作ってくれた。5勝目?このままどんどん、今年は36勝ぐらいできそうだね」と舌も滑らかに語り、この日、4安打をマークした4番野村についても「今日4本でしょう?顔にデッドボールが当たってから、タイミングがものすごくゆったり早めにとれるようになった。ボールを線でみて、センターに打ち返すコツをつかんだんじゃないか。4割期待できますね」と、うなずいた。
これで直近10戦は7勝3敗と好調。若きチームが軌道に乗ってきたようにみえるが「成長してきているし、よそのチームからしたら嫌な雰囲気のチームになりつつある。ただ、正捕手も正レギュラーも決まっていない。まだまだ4分の1が終わっただけ。もっともっと動いていく。準備運動ですよ。まだまだ。楽しみでしかない」と、笑顔で今後を見据えた。