日本高野連は１９日、大阪市内で第１０４回全国高校野球選手権（８月６日開幕予定・甲子園）の臨時運営委員会を開催し、地方大会用の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインをまとめた。

　大会前や大会中に感染した選手、感染が疑われる選手が出た場合は試合開始前まで選手登録の変更が可能となる。登録から外れた選手も診断書の提出などにより再登録が認められることになった。

　試合開始前や終了時に整列する際は、手を腰に当てて隣の選手とぶつからない程度の距離を空ける。試合中にマウンド上で選手が集まった時もグラブを口に当てて会話する。素手によるハイタッチや握手も控える。サインを出す時も、自身の目や鼻、口などを触らないようにする。

　ブラスバンドのガイドラインも発表され、入場は原則５０人以内。ただし演奏者が前後左右に２メートルの間隔が取れれば、５０人を超えても差し支えない。