追い込まれる前に打て!井口監督、積極策でマー君攻略 先制された試合0勝19敗の呪縛解いた

楽天に勝利しナインを迎える井口監督(中央)
7回、ソロ本塁打を放った岡(右)を迎える井口監督
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 「ロッテ6-3楽天」(17日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの井口監督が打線の粘りを称えた。田中将とは過去2試合の対戦では勝ち星がなく、前回10日の試合では完封負けを喫した右腕を七回途中でKO。「追い込まれたら、ウイニングショットのあるピッチャーなので、なんとか早いカウントで浮いてきた球を振っていこうと。しっかりとつなげられた」と難敵を積極打法で攻略につなげた。

 悪いなりにもストライク先行でくる右腕に対し、七回、先頭の岡が1ボールからファーストストライクを捉え、左越え3号ソロ。エチェバリアも初球の直球を左前打。1死一塁から高部は詰まりながらも快足を生かしてショート内野安打でチャンスを広げた。

 1死一、二塁から中村奨が0-2から低め変化球に食らいつき中前へ同点適時打を放つと、佐藤都も1-2から外角直球を左前へ勝ち越し適時打。積極的に打ちにいきながらも、追い込まれたらしぶとく食らいつき、活路を見いだした。

 先制された試合は0勝19敗1分けだったが、初めて先制された試合を今季ものにした。井口監督は最多の14安打に「さみしいですね」と苦笑いしつつも「こういうゲームができたのは大きい。この勝ちを生かせるように頑張りたい」と逆襲へ力を込めた。

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