ロッテ・井口監督 試合後に退場 審判団に侮辱的発言 白井審判員がなだめる場面も

 「オリックス1-0ロッテ」(14日、京セラドーム大阪)

 ロッテ・井口監督が試合終了後、審判団に対する侮辱的な発言で退場処分を受けた。九回2死一、二塁。エチェバリアの打席でフルカウントから外角低めの直球を福家球審がストライクと判定してゲームセット。これに激高した指揮官は三塁ベンチ前で審判団に指を指しながら猛抗議、直後に退場を宣告された。場内は一時騒然となった。

 京セラドームでの騒動は、4月24日の試合で佐々木朗に白井球審が詰め寄って以来、今季2度目。この日は一塁塁審を務めた白井審判員が間に入り、井口監督をなだめようとするシーンも見られた。

 嶋田審判員は野球規則8・02により裁定したことを強調。「ストライクボールに関して監督がベンチを出ることはダメなんです。一度警告を出したが、その後も異議を唱えたので退場としました」と説明した。

 19年9月9日のソフトバンク戦以来、2度目の退場となった井口監督は「しっかりジャッジをしてほしいと言っただけ。別に僕が退場だろうが構わない」とぶ然とした表情。納得のいかない判定での敗戦で連勝も3でストップ。後味の悪さだけが残った。

 ◆井口監督の退場は2度目 19年9月9日・ソフトバンク戦以来。監督が試合終了後に退場処分となったのは過去にDeNA・中畑清監督の例がある(14年9月2日・阪神戦)。

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