巨人・中田翔が鬱憤晴らす特大の3号2ラン「オッシャー!」と雄たけび

 8回、左中間へ2ランを放った中田(撮影・伊藤笙子)
 8回、左中間へ2ランを放ち、笑顔を見せる中田(撮影・伊藤笙子)
 8回、左中間へ2ランを放った中田(撮影・伊藤笙子)
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 「巨人5-2中日」(13日、東京ドーム)

 巨人の中田翔内野手が特大の3号2ランを放った。打った瞬間スタンドインを確信する完璧な当たりに中田自身も「オッシャー!」と雄たけびを上げた。

 1点リードの八回無死一塁で山本の初球148キロの直球を振り抜いた。打球は左中間スタンド中段に到達し、場内は大歓声につつまれた。

 中田の一発は4月3日・阪神戦以来。「自分のスイングで一発で捉えることができた。最高の結果になってよかった」と振り返った。

 この日は同点の四回無死一、二塁で15年目でプロ初の送りバントも決めた。「初めてのバントで緊張しました。成功できてよかったです」。犠打から流れをつかみ、特大弾につなげた。

 ここまで不振に苦しみ、2軍降格も味わった。胸に渦巻くさまざまな思いをバットに込めた、渾身(こんしん)の一撃だった。

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