楽天33試合目で今季初連敗 岸は七回途中4失点 被弾数リーグワースト「7」に

 今季初黒星となった岸
 7回途中、降板を告げられた岸(中央)
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 「楽天2-5ロッテ」(12日、楽天生命パーク宮城)

 楽天は前日に球団記録を更新していた連勝が「11」でストップ。切り替えて臨んだ一戦は、終始流れを引き寄せることができずに敗れた。今季33試合目での、初の連敗となった。

 序盤で主導権を握られた。二回、先発の岸がマーティンを四球で歩かせると、続く岡に先制の2ランを被弾。「無駄な四球からでした。流れを作れなかった」。七回途中まで粘ったが、4失点で今季初黒星となった。

 岸は前回5日の、日本ハム戦(札幌ド)でも3被弾するなど、今季6試合に投げて被弾数は「7」。これはリーグワーストの数字で、石井監督は「長打というところでやられているのが、2試合続いてしまった」と厳しい表情を浮かべた。

 それでも指揮官は「やるべきことはやったと思う」と右腕を責めなかった。連敗ストップがかかる、13日の西武戦(ベルーナ)に向けて「いい意味で場所も変わるんで、チーム一丸となってやっていきたい」。前を向いて、目の前の試合に全力で臨む。

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