ソフトバンク・東浜が無安打無得点達成 2四球も2併殺で打者27人斬り

ノーヒットノーランを達成し、ガッツポーズする東浜
ノーヒットノーランを達成し、場内一周する東浜
ノーヒットノーランを達成し、甲斐(右)に祝福される東浜
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 「ソフトバンク2-0西武」(11日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクの東浜巨投手(31)がノーヒットノーランを達成した。プロ野球史上84人目、95度目。プロ10年目を迎えた右腕が97球、6奪三振2四球で快挙を達成した。

 最終回のペイペイドームは異様な空気に包まれていた。1球ごとに拍手が大きくなっていった。東浜はその中でも淡々と投げ続けた。九回表は柘植を空振り三振、愛斗を一邪飛で2アウト。そして最後の打者の金子を二ゴロに仕留めた。快挙達成の瞬間、東浜は満面の笑みを浮かべ、両手を突き上げて喜びを表した。

 森山投手コーチが試合中に「ブルペンからとても調子が良く、マウンドに上がってからも東浜らしい投球ができていると思う」と評したように、立ち上がりから危なげない投球をみせた。

 初回はわずか7球で三者凡退。その後も持ち味の打たせて取るスタイルが冴えわたった。二回と五回にいずれも四球で走者を許したが、後続をゲッツーに仕留めて毎回打者3人ずつできれいに3アウトを奪った。見事に打者27人で終わらせた。

 ソフトバンクのノーヒットノーランは、2019年9月6日・ロッテ戦(ヤフオクドーム)の千賀滉大投手以来で、南海時代の1943年5月26日・大和戦(神戸)で達成した別所昭投手を含めて球団史上3人目となる。

 東浜は沖縄尚学から亜大を経て、2012年度ドラフト1位で入団。17年に16勝を挙げて最多勝に輝いた。今季はこれで4勝1敗、防御率2・45。先発ローテーションの一角として、首位・楽天を追走するチームをけん引している。

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