NPB“ノーモア白井問題”審判員ミーティング開催

 日本野球機構(NPB)と12球団は9日、臨時12球団代表者会議および機構理事会、実行委員会をオンラインで開催。会議では、4月24日のオリックス-ロッテ戦でロッテ・佐々木朗に球審の白井審判員が詰め寄って物議を醸した行動を受け、2日に審判員の全体ミーティングを開き、あらためて公認野球規則の「審判員に対する一般指示」に記される行動規範の順守を確認したことなどが報告された。

 同試合では佐々木朗がボールの判定に不服を示す態度があり、白井球審がマウンドへ詰め寄った行動が大きな議論を呼んでいた。

 NPB・井原敦事務局長は「(審判員の行動規範は)全ての審判員が熟読しているが、あらためて確認をして正しい試合の運営ができるようにという話を12球団に説明し、今後の審判員の行動についての報告とさせていただいた」と説明した。

 そのほか、出場機会に恵まれない選手を救済する「現役ドラフト」は6月の実行委員会で詳細を議論後、素案を選手会へ提案する予定。また、今年の宮崎フェニックスリーグは10月10日から31日の日程で開催が決まった。

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