ヤクルトが5連勝 石川は通算179勝で甲子園では4年ぶり白星

 勝利を喜ぶヤクルトナイン(撮影・神子素慎一)
 ナインを出迎える高津監督(撮影・神子素慎一)
 力投する石川(撮影・吉澤敬太)
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 「阪神0-3ヤクルト」(4日、甲子園球場)

 高津ヤクルトが王者の強さを見せつけ、21年10月以来の5連勝。投げては石川が試合を作り、打線も塩見の先制打に、村上とオスナの中押し打など効果的に得点を奪った。

 先発の石川が、我慢強い粘りの投球で試合を作った。立ち上がりから3イニング連続で先頭打者の出塁を許すも、時間をかけながら阪神打線を丁寧に料理。三回には2死二塁からクリーンアップを迎えたが、佐藤輝を中飛、大山の風に流された難しい打球に対しては、左翼・青木がしっかりと捕球。石川は笑顔でグラブをたたいた。

 四回と五回は安打さえ許さない快投。5回4安打無失点と一歩も引かない攻めの投球で、今季2勝目をつかんだ。石川はこれで通算179勝。目指す200勝まで、あと21勝になった。また、甲子園での勝利は18年4月4日以来、4年ぶりとなった。

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