選手会 審判対応など質問状送付へ 朗希-白井騒動で物議「コミュニケーション不足の部分もある」

 2回、白井球審はマウンドの佐々木朗に詰め寄り引き返す=4月24日
 24日のオリックス戦、佐々木朗(手前)と白井球審
 24日のオリックス戦、白井球審と佐々木朗
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 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が28日、オンライン形式で開かれ、選手会は以前から求めている審判員の技量や選手への対応方法に関して、NPB側へ質問状を送る考えであることを伝えた。

 24日のオリックス-ロッテ戦(京セラドーム)で、ボール判定に不満気な態度を示したロッテ・佐々木朗に白井球審が詰め寄った場面が物議を醸したが、選手会・加藤事務局次長は「元々、いろいろなコミュニケーションが足りていないんじゃないかという意見が選手からもあった。今回の件もコミュニケーション不足の部分もあるのかなと感じている」と見解を示した。

 その上で今回の白井審判員の件に限らず、以前から求めてきた審判員の技術改善を含めた評価方法、選手への対応の統一性などに見解を求める質問状を送ることも通達。今後は選手、審判員の間でよりよい環境を作るためにNPB側、審判員側と協議の場も求めていく方針を示した。

 また、今オフの導入へ向けて検討を続けている「現役ドラフト」は「具体的な案が(NPB側から)今日の時点では出されていない」と明かし、7月の選手会総会で議論する時間も踏まえて「その時までに、最終的な案を示してもらわないとなかなか今シーズンオフの実施は難しいかなと伝えている」と進捗(しんちょく)状況を語った。

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