落合博満氏 朗希に詰め寄った白井球審は「とるべき態度ではない」 朗希の表情には理解

 現役時代に三冠王を3度獲得し、中日監督時代には4度のリーグ優勝と日本一にも輝いた落合博満氏(68)が自身のユーチューブチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」を更新し、24日のオリックス-ロッテ戦で、佐々木朗希投手(20)の判定に対する不満げな態度に怒りの表情を出し、マウンドに詰め寄った白井球審の行動に対して言及した。

 「白井審判の思い込みの強さじゃないかな。佐々木がストライク、ボールの判定で2、3歩前に出てきて、ニヤッと笑った。バカにされたんじゃないのかなという思い込みが強かったんじゃないのかな」と分析し、「とるべき態度ではない」と、ピシャリと言い切った。

 佐々木が苦笑いを浮かべたことについては「あの日の白井審判はストライクをボールって言ったケースが結構あったんだ。(オリックス先発の)山崎の場合にもあるんだ。お互いにあるんだ。そこを表情ひとつ変えないでっていうのは、人間のやることだから。なんであれがボールなんだよっていう呆れたような感じにとられたのかな」と、理解を示した。

 今後の両者の関係については「(しこりは)残るよ。残らないつもりでもどっかで引っ掛かる。時間掛かるんじゃないかな。現役辞めるまで、いなくなるまで続く可能性はある。人間執念深いもん」と、指摘した。

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